誰もいない部屋に、俺の泣き声が1時間ほど響き続けていた。



そろそろ玲とちゃんと話しなきゃいけないはずなのに…。だけど、泣いてばかりじゃいけないはずなのに…。



あんなことばかりしてきた俺は、玲を突き放した。



だから俺から行くしかないはずなのに…。




何で俺は、まだ怖がってるんだよ。玲にしてきたことをされたらどうなるんだ。玲の立場だったら…。




謝ることしかできない…、