そしてそして、あっという間に放課後になってしまったのです。 HRが終わると拓海に話しかけた。 「葉月、行こうか」 ニカッと太陽のようなまぶしい笑顔を見せる拓海。 …いけないでしょ、その笑顔。 何度も言うけどね、アンタ爽やかすぎるんだっつの!!! 「葉月、どこ行く?」 「…え、拓海が決めてるんじゃないの?」 てっきり、そうだと思ってたんだけど。