「まぁ。そうだなw」

『で、話しは?』


多分、あのことだと思う。


でも、知らないふり。知らないふり。


「あぁ。仕事だ」

『何の?』


まぁ。なんとなくわかる。


なんとなく…ね…?


「族潰しだ。頼を連れていけ」

『は?』


あ。今のは、演技じゃないよ?


だって、天兄もいると思ったんだよ?


なのに、頼兄だけ?


『天兄は?』

「あー。天には、違う仕事をしてもらってる」

『ふーん』


なるほどね…


そういうことか…


私の考えが甘かった…


「行ってくれるか?」

『もちろん。で、どこの族?』

「希龍だ」

『どこ?』


てか、希龍って族いた?


「希龍は、レイプ、薬に手を出してる。しかも、一般人にも手を出してる」

『ふーん』


ということは…


最低な族ってことね…


なるほど…


そういう族を潰すのが楽しい♪


『わかった。じゃあね』

「え?菜 ブチッ


ふぅ。さてと。


仕事か…


今日は、思いっきり暴れよう((ニヤッ


でも、問題はこいつら…


どうしよう…


連れて行ったら、めんどくさい。


あ。そういえば、天兄もグルだったんだ?


それは、知らなかった。


さてと。嘘をついて出るか。


『あのさ。父さんが“帰って来い”って言ってるから帰る』

剛「え…?ちょっ… ガチャ


バタン


剛が何か言おうとしてたけど、私は屋上を出た。


しつこいのは、嫌い。


私は、サバサバしてるのがいい。