プルル プルル


『誰の携帯?』

剛「僕じゃないです」

大翔「僕でもないよー!」

櫂人「俺でもない」


みんなが大貴を見た。


大貴「あ”?俺も違うぞ?」


あれー?大貴でもないの?


じゃあ、誰?


あ!もしかして…


私は、仕事用の携帯を見た。


※菜々は、仕事用と学校用の携帯を持っています。


『あ。私だった』


ズテッ


皆がこけた。


いや。こけた真似だね…


櫂人は、本当に転けてるけど(笑)


剛「早く出なくていいのですか?」

『あー。出るよ』


ピッ


『もしも…「菜々~!」』


ブチッ


人の話しを遮りやがって…(怒)


大翔「なーちゃん!切ってよかったの~?」

『ん?』


あ…思わず、切っちゃった…(汗)


だって、イラッと来たからね★


仕方ないよね?


(仕方なくないよー!)

仕方ないよね?★

(はい…)


プルル プルル


大翔「あれー?また来たよー?」

『本当だ…』


ピッ


『はい?』

「おおー。菜々か?」

『私の携帯なんだから、私以外いないでしょう?』


私は、呆れながら言った。


あ。皆、電話の相手誰かわかった?


わかんないよね?


わかった人もいるかな?


では、発表しまーす!


(ノリノリだね…)


こういう時ってワクワクするよね!?


じゃじゃじゃじゃじゃじゃじゃん!




       はい!父さんでした!