菜々side


私は、華龍を皆に任せて駿がいる病院に行った。


猛ダッシュで…


ふぅ。やっと、着いた。


私は、走るのが得意だからここに来るまで息切れしていない。


305号室…


あのさ…


着いたのは、いいんだけど…


ノックした方がいい?


(した方がいいに決まっているよ!)


作者も言う事だから、ノックしようっと。


コンコン


シーン


あれ?返事がない?


もしかして、起きてないの?


はぁ…騙された…


でも、もう1回ノックしようっと。


コンコン


シーン


また…


イラッ


ドンドン


私は、イラッとしたから…


ドアをグーで叩いた。


思いっきり…


でも、返事がない…


仕方ない。もう、入ろっと。


ガラッ


………………。


私は、目の前の光景に絶句した……


だって…


駿のベッドの周りに……


ナースがいっぱいいる………


呆れた……


『駿?((黒笑』

「ん?ゲッ…菜々!?」


そんなに驚く事?


驚かなくてもいいでしょう?


「オバケが出た!」ってみたいな顔をして……


私は、オバケじゃないし……


あれ?でも、駿が起きてる…?


『いつ、起きたの?』

「さっき?」

『ふーん。で、いつ退院?』

「明日」


明日か…


『何時ぐらい?』

「12時」


12時か…


うーん。どうしよう…


『迎えに行く』

ナ「ええー!明日、退院するのー?もうちょっと、居てよー」

※ナはナースだよ。


うわっ!キモッ。


「それは『あのさ…その声、キモいんだけど?そんなんでナースやってるなんて…(笑)終わってるね(笑)』」

ナ「なっ!あなた誰よ!?」

『私?駿の幼馴染み』


うん。嘘は、ついていない。


ガラッ


あ。来たみたい(笑)


私は、さっき医者を呼んだ。


偉い医者をね…(笑)


医者「君達!!何をしてるんだ!?」

ナ1「せ、先生!!えっと…」

ナ2「これは…」

『久しぶり。健ちゃん』

健「おお!菜々か!?久しぶりだな!!」

『うん。あ。この人ら、ナース失格だね(笑)』

健「そうだな。今日中に辞めさせる」

ナ1「ええー!先生ー!辞めたくない~!」


うわっ。キモッ。


健ちゃんも引いてるし…


それは、引くよね…


当たり前か…


あんなキモい声を出されたらね(笑)