そして、7時になった。


『優斗、そろそろ離して?』


そう。さっきから、優斗は抱きついたままだったの。


なぜだかしらないけど…


「やだ」


はぁ…。やだって…


子供かよ?


『今、離してくれないとこれから抱きつくの禁止ね?』

「わかった…」


ふぅ。離してくれた。


ガチャ


『茅、皆をあつめといて?』

茅「わかった!」


ガチャ


バタン


よし。茅が皆を集めてもらってる内に…


あれを取りに総長室に行った。


ガチャ


私は、引き出しからあれを出した。


あ。あれってわかる?


あれだよ。あれ!


特攻服だよ?


わかった?


華と龍が書かれていて、後ろに“華龍初代総長”と書かれていている。


私は、ウェッグをとってカラーコンタクトを取った。


本当の私の姿…


金髪にピンクのメッシュ、目は水色。


特攻服についてある、フードを被った。


ガチャ


皆も特攻服を着ていた。


総長は、紫。
副総長は、青。
幹部は、赤。
下っ端は、黄色。


の特攻服を着た。


ガチャ


『皆、今日は暴走の日だ!でも、警察に捕まるなよ?』

下っ端「「「はい!!」」」


よし。


『行くぞ!!』

「「「「おぅ!!」」」」


皆は、自分のバイクに乗った。


もちろん、私も。


華龍初代総長って書いてあるバイクに。


柄は、特攻服と一緒。


今日は、風が強い。


だから、風を感じられる。