菜々side


ん…。起きたら、夜だった…


ガチャ


茅「あ。起きた?」

『うん…』


横をみたら、優斗がいた。


あー。そっか…


一緒に寝たんだった。


忘れてた…


「あー!暴走する?」


暴走か…


久しぶりにしたいな…


『うん。ルート決めといて?』

「わかった」


バタン


茅が部屋を出ていった。


いつも、暴走する時は茅がルートを決めている。


ほぼ、人通りが少ない所を通る。


だから、人には見られない。


しかも、人通りが少ないと…


狙われやすい…


とくに、女の子。


だから、私達は人通りを少ない所を通ってレイプしてる奴等をボコボコにしてる。


もし、そいつが族に入ってたら…


その族も潰してる。


とにかく、優斗を起こさないと…


私は、優斗を起こす為に体を揺すった。


でも、起きない…


『優斗?』


起きない…


ーーブチッ


バキッ


『起きろ』

「ん…菜々?」


キュン


可愛い!!


だって、トロンって目で見てくるんだよ!?


我慢出来る!?


ギュー


はい。我慢出来なかった。


優斗に抱きついちゃった☆


「今日、暴走する?」


私は、優斗から体を離したんだけど…


優斗が抱き締めてきた。


『うん。するよ?』

「((にこっ」


嬉しいんだね…


私も嬉しい♪


久しぶりに皆と暴走出来る!


楽しまないと!