あれ?そういえば、なんで私ここに来たの?


『ねぇ?なんで、私呼ばれたの?』


私、なんかやったっけ?


例えば…


喧嘩売ったりとか…?


でも、喧嘩売ってないし…


剛「あ。でゎ、本題に入りましょう」


本題?


あー。ここに呼ばれた理由?


なんか、いやな予感がするけど…


大丈夫よね…?


剛「実は…本当に姫になってもらわないといけなくなりまして…」

『はぁ!?』


姫にならないといけなくなったの!?


なんで!?


「実はねー?龍王って知ってるー?」

『龍王?知らない…』


族かな?


でも、名前が族っぽいから族だよね…?


でも、知らないー!


興味ないしね。


「その龍王がなーちゃんと僕達が話してるのを見ちゃって…なーちゃんが僕達の姫だと思われたの…」

『ふーん』


なるほど…


そういう事か…


『わかった。姫になるよ…』


仕方ない…


私のせいでもあるんだし…


「本当にー!?」

『う、うん』


急に大翔が大声を出したから、びっくりした…