ピタッ


『あ。バイクの音が止まった…?』

剛「みたいですね…」

『まぁ。どうでもいっか』


うん。私には、関係ない。


だから、ほっとこう。


「白蓮ー!!出てこい!!」


みんなは、下を見た。


剛「どこの族ですか…?」

『わからない…』


だって、ここからだったら…


見えないし。


それをわかってて言ったのかな?


剛「とにかく、行きますか?」

大貴「あぁ」


と言って、皆行っちゃった…


私は、どうしたらいいの…?


この場合って…


行った方がいいのかな…?


でも、幹部とかじゃないし…


ただの姫だしね…


私は、校門を見た。


大貴達が着いたみたい…


なんか、固まってるし…


喧嘩が始まりそうな、空気じゃない…?


さすがの私も可笑しいと思ったけど…


めんどくさいから、ほっといた。