ブロロ ブロロロロ…


ん?バイクの音…?


剛「こっちに向かって来てませんか?」


ん?マヂで!?


『ってことは…この学校に向かってきてるの?』

剛「そういう事になります…でも…どこの族ですかね…?」

樹「さてと。俺は、退散させてもらうよ」

全員「はぁ!?」


敵だったら…


どうするの!?


一緒に戦ってくれないの!?


『私達を見捨てるの?』

樹「見捨てないよ?敵だったね…」


ニコッと樹は、笑った。


敵だったら、見捨てないって事?


敵じゃないから、見捨てるの?


意味わかんない…


敵じゃない…


樹にとったら、敵にならない…


ってことは…


華龍と同盟組んでる族…?


じゃ、樹を迎えにきたのかな?


まぁ。どうせ、私には関係ないか。


で、なんで…


樹は、ニヤニヤしてるの?


そのまま、樹はニヤニヤしながら屋上を出ていった。


頭可笑しくなったのかな?


大丈夫かな?


病院行った方がいいんじゃない。


私は、他人事みたいに思ってた。