樹「ふーん…さすがですね」


はい?何が、さすがなの?


樹「てか、菜々さんは白蓮の仲間?」


なんか、勘違いしてる…?


『うーん。一応…』

大貴「あぁ。姫だ」

『一応ね』

大貴「チッ」


だって、一応だもん。


本当の事なのに、なんで舌打ちされないといけないの…?


意味わかんない……


樹「一応ですか。よかった」


よかった…?


何が、よかったの…?


姫じゃないことが…?


私と白蓮は、首をかしげた。