なんとか、白蓮がかえってくれた。


よかった。


さてと。さっき、帰ってきた父さんの所に行こうっと。


あ。いつ帰ってきたかって?


それはね…


白蓮が帰った時にね。


私は、父さんがいる書斎に向かった。


コンコン


「…誰だ?なんのようだ?今、忙しいんだ」


父さん…


一気に言わないで…


『私。今日、仕事ある?』

「仕事?ないが?」

『え!?ないの!?』

「あぁ」


えー。仕事ないのか…


ショック…


また、暇になったし…


「あ。そうだ。菜々」

『ん?』


仕事かな?


ワクワク♪


「コーヒーを入れてくれ」


ガクッ


コーヒー…


イラッ


ガチャ


ーーバキッ


『自分で入れろよ!!バカ親父!!』


私は、ドアを開けて父さんを殴った。


イラッときたからね。


仕方ない仕方ない♪