頼「あ。菜々、客だ」

『え?私に?』


客って誰?


「あー。まぁな。見れば、わかる」

『ふーん』


見れば、わかるんだ?


でも、なんで兄貴達…


さっきから、私と目を合わせないの?


しかも、今日は抱きついてこなかったし…


いつも、抱きついてくるのに…


あ。別に、さみしいとかじゃないから。


変に思っただけ。


『客って女?』

「いや…男だ」


男?じゃあ、白蓮の可能性が高い…


どうする?私!!


とにかく、会うか…


『とにかく、客を入れて』

天「いいのか?」

『まぁ。私が言いたくない事を、聞いてきたら…速攻家に帰らせる』

頼「わかった」


お兄ちゃんが客を呼んだ。


白蓮が中に入ってきた。


やっぱり…


白蓮だった…


てか…。なんのようかな?


話すことないのに…


頼「菜々、俺達は部屋に戻っとく。なにかあったら、呼べ」

『うん。わかった』


なにかあったらって?


てか、何もないに決まってるし。