世界NO.1&全国NO.1<下巻>

『父さん。これ…』

「あぁ。これか?組の情報だ」

『でも、なんで英語?』


そう。そこが気になる。


私は、わかるから理解出来たけど…


「組には、英語の意味、読めない奴がいるんだ。だから、もしこちらの情報がほしくても、わからない訳だ」

『確かに。でも、わかる人に読んでもらったらいいんじゃないの?』


シーン


はぁ…


そこまで、考えてなかったんだね…


「だ、大丈夫だ!きっと!」

『ふーん』


そうかな?大丈夫じゃない気がする。


でも、父さんを信じよう。


私は、それから父さんと喋った。


がちゃ


ん?玄関の音?


『今、何時?』

「…5時」


ゲッ


5時!?


そんなに喋ってたの!?


じゃあ、兄貴達が帰ってくるのか…


「菜々、父さんは用事があるから出かける。母さんは、会議だから遅くなるらしい。家の事、頼んだぞ?」

『へーい』


そして、父さんが家を出た。