と言うことは……


大事な話しってわけね。


私も真剣な顔をした。


『なんですか?組長』

「実はな…てか、リビングに行こう」


ーーズテッ


急にいつもの父さんに戻らないでよ……


びっくりしたし……


私達は、リビングに行った。


私と父さんは、向かい合わせに座った。


「実は、外国から推薦が来たんだ」

『推薦…?』

「そうだ。お前にだ」

『何の推薦?』

「まぁ。推薦とは、言わない。今、フランスでは…悪い集団が町に出てるらしい…薬やレイプ、一般人まで手を出すらしい」

『何それ…』


許せない……


一般人に手を出すのも許せないけど……


レイプや薬がもっと許せない!


『お父様!!そのお話し…やらせてもらいます』

「うむ。わかった。明後日までに準備しろ」

『はい。あと、兄貴には言わないでください。煩くなりますから。お母様にも口止めをしといてください』

「わかった。口止めって…怖いな…」


父さんは、わざと震える真似をした。


そうかな?


怖いかな…?


怖くないと思うけど……