さてと。準備は、完了。


でも……


問題は……


兄貴達……


いつ、見張られているかわからないし……


私は、窓から外を見た。


うん。誰もいない。


兄貴達もいないみたいだし。


よかった……


『よし。これなら、行ける』


私は、玄関から出ようと思ったけど……


誰に見られているかわからないよね……


仕方ない。


窓から、出るしかないか……


ーーピョン

ーータンッ


私は、綺麗に着陸した。


『ふぅ』


今日は、調子いいみたい。


いつもは、転けそうになるけど。


でも、綺麗に着陸出来たってことは……


悪い事が起こりそう……


前、綺麗に着陸して悪い事が起こったしね……


本当にあれは、ついてなかった……


思い出しただけでもイライラする……!


トコトコ



ん?なんか、見られている…?


しかも、皆私を見て顔を赤く染めている……


どうしたのかな…?


そんなに気持ち悪かったのかな…?


気持ち悪かったなら、謝らないとね。


私は、心の中で謝った。


謝ってたら、女の子達が近づいてきた。


「あのぉ…今、暇ですかぁ?」


うわー!キモいー!


これ、絶対にブリッコしてるよー!


引くー!!


『ごめん。俺、用事あるんだ。またな』


そういって私は、嫌々女の子の頬にkissした。


「「「は、はい///」」」


女の子達を無視して、私は歩き出した。


さっきの女の子達、目がハートになってた……


どうしたのかな…?