ーーガチャ


天「菜々~!」


ーーぎゅー


ドアが開いたと同時に天兄に抱きつかれた。


『離れろ…』


私は、抱きつかれて怒りがピークにたしていた。


でも、兄貴達が遅いおかげで助かったから、今回は殴らなかった。


天兄は、殴られると思ってたのか……


頭を押さえてた。


『今日は、許す。てか、バカ?』

頼「ククッ」


頼兄も笑ってるし……


天兄は、一人意味がわからないみたい。


『あのね…頭押さえても…意味ないよ?』

天「…なんでだ?」


なんで、わからないのよ……


本当にあきれる……


頼「ククッ」


頼兄は、まだ笑ってるし……


私しか、説明する人いないよね…


『頭を押さえても、違う所を殴られたら意味ないでしょう?』

天「あー!なるほど!」


本当にバカ過ぎて、呆れる……


なんか、殴る気力もなくなる……


『あ。そうだ。私、まだやることあるの。兄貴達、邪魔』

兄貴「ひどっ!」


といいながら、兄貴達は部屋に戻っていった。