菜々side


ふぅ。なんとか、家についた……


よかった……


あ。でも、どこから入ろうかな?


お母さん達は、私が上にいると思ってるんだよね…?


じゃあ、窓から入らないと……


ーーピョン


私は、ジャンプして窓から入った。


ふぅ。セーフ。


よかった……


「…でさ…」


ーーハッ


誰かの声!?


私は、窓から声の持ち主を見た。


兄貴達だった。


はい?なんで、まだ帰って来てないの…?


『遅すぎ…』


でも、よかった……


見つからないで……


安心したよ。