『どうしようかな…』


私は、一応ヤンキーの格好をしてる。(男装)


だって、笑蝶の格好や桜龍の格好だと兄貴達にばれるし。


後がめんどくさいしね。


『さてと。どこに行こう』


私は、公園の近くを通ろうとした時……


「グスッ…やめて…」


弱弱しい声が聞こえた。


ん?公園の方から…?


『とにかく、行くか』


私は、公園に向かった。


トコトコ


確か、こっちから聞こえたような……


私は、勘で向かった。


そしたら、そこは酷い姿をした女の子がいた。


女の子の上に男が2人、またがっていた。


はぁ……


こういうやつ、いるよね……


女の子が私に気づいたみたい。


なにかを口ぱくで言ってくる。


(た…す…け…て…?)


助けて……?


なるほど……


『おい。そのキタねぇ手を離せ』


私は、低い声で男達に言った。


男「ああ"?なんだと?」

『聞こえねぇのかよ…耳大丈夫か?それより、離せ』


男達は、全然引こうとしない。


ウザイ。


殴っていいか?