うーん……


どうしよう……


私は、あることを考えながら部屋の中を歩き回っている。


これを外でやったら……


多分、変な人だと思われてたと思う。


ーーガチャ


「菜々?」


私は、考え事をしていたから兄貴の声が聞こえなかった。


頼「大丈夫か?」

『へ?あー。うん』


兄貴、いつ入って来たのかな?


『で、何?』

頼「ん?あ。ご飯」

『へ?』


もう、そんな時間なの?


さっきまで、昼だったのに……


そんなに考えてたんだ……


『あー。部屋に持ってきて』

天「本当に大丈夫か?」

『うん』


本当に心配性だね……


「じゃあ、持ってくる」


天兄がご飯を取りに行った。


なぜか、頼兄は残ってるけど……


頼「菜々…俺らは、仲間だから頼ってな?」


ーードキッ


本当に頼兄には……


お見通しだね……


ちょっと、ドキッとしちゃったよ…


まぁ。大丈夫だろう。