ざわざわ


なんか、下煩くない?


大貴達も気づいたみたい。


バタバタ


ーーガチャ


「総長!!龍神が…」

大貴「わかった。行く」


ーーバタン


大貴達は、出ていった。


なぜか、大翔が残ってる。


『何でいる?』

「んー?どうせ、くだらない理由だしねー」

『へぇ』


くだらないって……


「桜龍さん♪」


私は、多分今嫌な顔をしていたと思う。


だって、「桜龍さん♪」って言われたんだよ?


引くよね……


『桜龍でいい。キモい』

「ぷぷっ」


大翔が笑いだした。


頭、大丈夫?


「本当にいつもだったら、そんな口調じゃないのにね~(笑)」

『あぁ。そうだな(笑)』


確かに。いつもは、こんな口調じゃない。


ーーガチャ


大貴達が帰ってきた。


剛「すみませんが…桜龍さん。龍神がお呼びです」

『あ”?』


ふっ。剛、焦りすぎだろ(笑)


そんなに大変なの?


てか、なんで私…?


『わかった』


私は、下に行った。


私が下に行ったら……


さっきの煩さが嘘だったように……


静かになった。


龍神「お前が桜龍か?」

『あぁ』

「華龍が今日、龍神に攻めて来るって本当か?」


……………。


何それ……?


『華龍は、無駄な喧嘩をしねぇ。とくに、正統派の奴等には手を出さねぇよ』

「でも、メールが来たんだ!」

『メール?』


私は、メールを見せてもらった。


ーーーーーーーーーーーーーーーーー
今日、華龍が龍神を潰しに来るぞー!

気を付けろよー!

ーーーーーーーーーーーーーーーーー


ーーブチッ


私は、このメールを見て……


何かが切れた。


『そいつは、どこにいる?』

「ヒッ!し、しらねぇ…」


何を怯えてるんだが……


私、殺気を全然出してないのに……


さてと……


私は、息を思いっきり吸った。