トコトコ


私は、今幹部室の部屋の前にいる。


さてと。ノックするか。


コンコン


一応、ノックしないとね?


礼儀悪いでしょう?


しーん


あれ?返事がない?


可笑しいな……


コンコン


しーん


また?もう……


私は、イラッと来たから……


ドンドン


グーで叩いた。


だってね?


何回叩いたら、気がすむのって話し。


「は~い?」


ん?この声……


大翔か……


『桜龍だ』

「開けるね~!」


大翔は、私の正体を知ってるから…


ーーガチャ


普通にドアを開けてくれた。


「大貴~!来たよ~!」


私は、部屋に入ったけど……


大貴達が居なかった。


あれ?可笑しいな~?


大翔の顔をみたら……


驚いてる…?


しかも、固まってるし……


ーーふっ


後ろから人の気配を感じた。


ーーバッ


私は、後ろを見た。


櫂人が私のフードを触るところだった。


ーーシュッ


私は、櫂人の顔の前に……


拳をつき出した。