剛「教えてください」

『やだ』

剛「なんでですか?」

『皆だって、知られたくない事くらいあるでしょ?それと一緒。私は、言いたくない。それだけ』

櫂人「…俺らが…内緒事を言ったら…言ってくれるのか…?」


珍しい。櫂人が喋った…


『さぁ?どうかな?』

櫂人「…」

『一つだけ言う。桜龍の事は、探らないで。そして。桜龍は残酷なやつだよ…』

大貴「は…?」

『まぁ。いいわ。勝手に探ったら?情報は、何も出てこないよ?』

大翔「大丈夫ー!僕たちには、全国NO.1のハッカーがいるし♪」


全国?しょぼすぎ。


『桜龍は、世界NO.1のハッカーだよ?さてと。私が教えれるのは…ここまで。じゃあね』


私は、屋上を後にした。