世界NO.1&全国NO.1<下巻>

『あ。そうだ。報告があるの』


私が笑顔で言ったら……


皆が、後ずさりをした。


なんで……?


駿「な、菜々が…笑顔で言ったら…嫌な予感しかしない…」


皆がコクコクと頷いた。


うっ…ひどい…


確かに…


みんなは、嫌かも……


『実は、白蓮と同盟を組むことになりました♪』


しーん


私が言った瞬間……


皆が固まった。


茅「なんで!?私達、同盟いっぱい組んでるよね!?白蓮は、全国よ!?」

駿「そうだ。無理だと思う」


やっぱり……


皆、反対か……


ちょっとショックかも……


優斗「本当に止めた方がいい」


う"…優斗まで…


私は、樹を見た。


一人だけ、違うソファーに座っている樹を……


樹「俺も止めた方がいいと思う。強くないだろうし」


ガーン


とうとう、樹まで……


『白蓮は、いい人達だよ?』

全員「ダーメ!」


うっ…


声、揃えて言われちゃったよ……


ショック……


あ!そうだ!


『じゃあ、明日白蓮が倉庫に来るの♪だから…「倉庫にいれるのか!?敵を!?」』


私の声を遮って駿が言ってきた。


『うん…』

茅「それなら、向こうの倉庫に行こう」

『なんで?』

樹「はぁ…ばらされたら、困るだろ?」


確かに……


でも……


『ばらさないと思うよ?』

優斗「いや。その可能性は…ないだろう」


はぁ……仕方ない……


『わかった。向こうの倉庫に行こう。幹部全員で』

全員「いや!!」


う"…


断られた……


どうしよう……


『じゃあ、私だけ行ってくる』

全員「危険!ダメ!」


これもダメなの…?


よし。これなら……


『いいもん。勝手に行くから!!』


ガチャ


バタン


はい。お分かりましたか?


拗ねました。


わざとだけどね★