菜々side


トントン


ん……


誰かに肩を叩かれてる…


でも……


眠いから、無視…


「西原さん！西原さん！」


この声……


私は、起きて先生を見た。


先生の顔は、真っ赤だった。


きっと、怒ってる……


「私の授業で寝るとは、どういう事ですか！？」


てか、この先生誰？


化粧濃いし。


キモい。


「罰として、この問題を解いてください！(大学の問題よ！あなたにわかるかしら？)」


えー。めんどくさい…


絶対、私のことバカにしてるし。


私は、席を立った。


ふと、あることに気づいた。


白蓮がいない……


もしかしたら、昨日の事を調べてるのかも……


でも、何回も調べても情報は出ないけど(笑)


まぁ。せいぜい、頑張ったらいいよ(笑)


私は、黒板の前に行った。


ん？何これ…


「早く解きなさい！(ふん。こんな問題解けないわ！)」


簡単すぎ(笑)


こんなのを私に出すなんて(笑)


先生もバカだね(笑)


私は、スラスラと黒板に答えを書いた。


『先生、解けたよ？』

「そ、そうみたい…ね(合ってるはずがないわ！)」


私は、席に戻ってる足を止めて…


『あ。あってたでしょう？あと、その問題…大学の問題だから。間違えないようにね(笑)』


私は、鼻で笑いながら席についた。


先生は、すごく悔しいって顔してる(笑)


そんなんで、私に勝てるとでも思ったのかな？


バカすぎ(笑)


私には、そんな簡単な問題…


朝飯前よ…？


てか、先生にもあの問題解いてもらえばよかった……


ちょっと、後悔してる……


よし。先生を黙らしたから……


寝よう。


(また、寝るの？)


そりゃ、寝るでしょう？


疲れたんだから。


あ。そういえば、駿…


今日、来るっけ？


よし。準備しないとね。


驚かしてやるんだから(笑)