白蓮side


俺(僕)らは、朝から屋上にいた。


昨日の事を話すため。


大翔「昨日は、びっくりしたね~」


気まずい空気の中、KYの大翔が話出した。


剛「はい…さすがに…」


大翔のおかげで空気が軽くなった。


櫂人「間近でみたら、強そうだった…」

大貴「ああ…俺の挑発にも乗らねぇし…」


総長の大貴は、ご立腹状態……


大翔「ねぇねぇー!ハッキングしたらー?」


ーーピクッ


皆が反応した。


大翔以外「それだ!」


そして、今剛がハッキングしてる。


カチカチ カチカチ


時間は、刻々と過ぎて行く……


剛「チッ」


剛の背後から、どす黒い物が皆には見えた。


それを、大翔と櫂人は怖がってた。


パタン


終わったみたいだ。


大貴「どうだった?」

剛「…無理です…ロックが固すぎます…」


だから、あんなに時間がかかったのか…と皆は思った。


ということは、そうとうの腕前らしい……


剛がロックを解除出来ないのは、久しぶりなのだ……


菜々以外のロックは、簡単に解除出来る。


でも、菜々のは無理だった。


大貴「チッ」

大翔「やっぱり…無理か…」

大貴「やっぱりだと!?」


大貴の大声に誰もがびっくりした。


大翔「き、聞いたんだよ~!笑蝶と龍蝶は、すごい腕前だと…」


なぜ、それを大翔が知ってるのかが皆には不思議だった。


でも、あえて聞かなかった。


大翔にも、考えがあるんだと……


でも、大翔は約束を守っただけだった。