『目的を聞くの』

「了解」

『名前で呼ぶなよ?俺の事』

「わかってるって~!な… バキッ」


今、完璧に言おうとしたよね?


呼ぶなって言った後なのに…


ーーピタッ


私達は、止まった。


ーーサッ


向こうは、電柱に隠れたみたい……


てか、なんでつけられてるの?


意味わかんない……


『おい。出てこいよ』


………………。


出てくる気配がないみたい…


名前で呼んだ方がいいのかな?


あ。もちろん、族の名前だよ?


「白蓮、出てこい」


ーージャリ


あ。出てきたみたい。


私は、後ろを見た。


今、私達は白蓮と向かい合ってる状態……


『何か用か?』

剛「いえ…別に…」


はい?用ないの?


もう…


用ないなら、めんどくさい事しないでよ…


大貴「お前らは…笑蝶と龍蝶か…?」


ふっ。さすが、大貴。


わかったみたい……


ほかの皆は、大貴が言った事にびっくりしてる。


そりゃ、そうよね…


「あぁ。そうだが?」

大貴「俺とタイマンしろ」


………………。


はぁ?タイマン?


今?アホ?


『「やだ」』


おおー!頼兄と意見があったー!


嬉しいー♪


大貴「チッ」


ええ!?


舌打ち!?


ひどっ!!


「俺らさ…今から、用事あるんだよな…」

大貴「族潰しか?」


大貴は、笑蝶の事をどれくらい知ってるのかな?


知りたい…!


『あ"?そんなのは、もう終わった』


だって、あれ……


父さん達の罠だし……


あんなの族潰しだといわない。


剛「そうですか…」

『あぁ。もう、いいか?』


早く帰りたい……


眠いし……


眠いし……