私は、UFOキャッチャーでウサギのぬいぐるみを探していた。


そしたら、見つけた。


でも、女の子3人が必死に取ろうと頑張っている。


あーあー。あんなんじゃ、取れないのに…


仕方ない。


助けてあげよう!


(何様?)


私様な私だよ~!


と言うことで私は、女の子3人に近寄った。


『ちょっと退いてくんない?』


私は、男装してるから低い声で言った。


女1「私達がやってるんで…」


振り向いた女の子達が固まった。


私を見て…


って私!?


なんで!?


そんなに似合わないの!?


『あのさ…俺が取ってやるから』

女1「え…?」

女2「でも…」

女3「うん…」


この3人は、心が通じあってるの?


さっきから、話しがわかってるみたいだけど…?


まぁ。いっか。


私は、お金を入れて…


一発でウサギのぬいぐるみをとった。


『はい』


そのぬいぐるみを女の子の1人に渡した。


女の子に渡したのは、黄色のウサギ。


私は、他の2人にもウサギのぬいぐるみを渡した。


2人目がピンク。


3人目が白。


『これでよし』

女の子3人「あ、ありがとうございます///」

『ん?あぁ』


私は、またお金を入れてウサギのぬいぐるみを取った。


女1「それは、誰に…」

『妹。妹、ウサギが好きだから』


本当は、私だけどね?


でも、さすがにウサギのぬいぐるみが好きな男子はいないよね?


だから、妹って嘘ついたの。


その方が、何かといいしね。


『あ。俺、そろそろ行くわ。じゃあな』


私は、女の子達に手を振って頼兄がいるだろうと思う場所に行った。


そこは…


コインゲーム…


この頃、頼兄がはまってるって言ってたから。


『頼兄、そろそろ帰らないと…』


私は、わざと脅した。