それから、30分たった。


私達は、もう仕事してまーす!


というと思った?


仕事してないよ…?


まだ、携帯ショップにいるの…


理由はね…


頼兄のバカが…


携帯の使い方を教えてもらってるから…


普通わかるのに…


なんで、わかんないの?


まぁ。前は、開く奴だったらわからないのは仕方ないけど…


けどね…?


時間かかりすぎじゃない?


私、早く仕事終わらせて寝たいんだけど?


この頃、仕事で忙しくて全然寝れてないしね…


眠たい…


ちょっと寝とこうかな?


いや。やっぱり、起きとこう。


そして、10分たった。


私のイライラは、Maxになりかけだった。


イライラ


イライラ


頼「菜々~!終わった~!」


ご機嫌で頼兄が近づいてきた。


その裏腹に私は、イラッとしていた。


だから、兄貴の…


ーーゲシッ


お腹を蹴った。


頼「痛い…」

『あ。ごめん。“つい”…』


まぁ。“つい”では、ないよ?


わざとだから。


当たり前よ。


私をこんなにも待たせるなんて…


頼兄の彼女になった人がかわいそう…


トコトコ


頼「菜々…誰かついてきてるぞ?」

『あー。うん。そうだね。白蓮だよ。たぶん』

頼「そうなのか?」

『うん』


興味ないから。


ほっとこう。


『頼兄、もう仕事やる?』

「そうだな…そうするか」


ふふっ。仕事できる(笑)


楽しみ((ニヤニヤ


「な、菜々…顔が怖い…」

『ごめんごめん。じゃあ、撒くよ?』

「おぅ。どう、撒く?」

『うーん。そこの道…曲がり角が多いから、そこで撒こう』

「うん」


私達は、歩く速さを早めた。


そして、道をグネグねと曲がった。


そして、後ろをみたら誰もいなかった。


よし。撒けたみたい…


「よかったな」

『うん。よし。仕事服に着替えるから、トイレに行こう』

「あぁ」


私達は、仕事服に着替える為にトイレに入った。