~本編~


あれこれたって、5分。


まだ、皆は固まってる。


はぁ…


帰ろうかな?


私は、立ち上がってドアに向かった。


そして、ドアを開けようとしたら…


全員「えええええええ!!??」


ーービクッ


な、何?


私は、皆の方を見た。


大翔「本当にー!?」


ちょ、大翔…


近い…


もう、下手したら唇が当たりそうな距離…


柄にもなく、ドキドキしちゃう…


剛「大翔?」

大翔「ご、ごめん…」


ん?何があったの?


私は、大貴を見た。


殺気がすごい…


でも、私よりは下だね。


大翔「だから、僕達を見ても平気だったんだー!」


なんか、一人で納得してる…


まぁ。次期組長だからって意味じゃないんだけど…


まぁ。ちょっとは、次期組長だからかな?


でも、私は皆に言えない事がある…