さよならの見つけ方 第1章

公園から一番近いクリスの家までまずはみんなで歩き、



4人の中で年長のチャドは、いつも遠回りをして私とマイケルを家まで送り届けてくれた。





時には眠いと駄々をこねるマイケルをその背に背負いながら。










マイケルがチャドの背中で眠ってしまうと、私とチャドは二人でいろいろな話をする。






学校のことや、音楽のこと、家族のこと、







チャドの好きな、星空の話――――