チャド。
私の大切な、幼なじみの一人。
じっと見つめていたら、彼の瞳も私を見つけた。
目が合ったその瞬間、優しく細められる瞳。
遠くからでも、ちゃんと私は分かる。
教会の椅子の前の席の背もたれに小さく腕を組んで、ずっとチャドを見つめていた。
私達はいつも、視線を外したりしない。
“目と目で会話が出来るようになるまでそうしよう”と、
いつか二人で約束したのだ。
賛美歌が終わるまで、ずっとずっと私達は見つめ合っていた。
チャドが聖歌隊席から離れるまで、ずっとずっと。
私の大切な、幼なじみの一人。
じっと見つめていたら、彼の瞳も私を見つけた。
目が合ったその瞬間、優しく細められる瞳。
遠くからでも、ちゃんと私は分かる。
教会の椅子の前の席の背もたれに小さく腕を組んで、ずっとチャドを見つめていた。
私達はいつも、視線を外したりしない。
“目と目で会話が出来るようになるまでそうしよう”と、
いつか二人で約束したのだ。
賛美歌が終わるまで、ずっとずっと私達は見つめ合っていた。
チャドが聖歌隊席から離れるまで、ずっとずっと。

