さよならの見つけ方 第1章

チャド、



いつ頃アメリカに着くのかな。



車の中で、今は何を想ってる?







私はまだ、チャドとの楽しかった想い出にひたすら胸が痛い。










だけど、大丈夫。










二人の未来はやってこなかったけれど、選んで切り開いた道を、それぞれ歩いていこう。









これからは毎日、小さな田舎町から空を見上げるよ。





どこまでも繋がる空の中で、あなたの笑顔を探したい。














サウスロンドンの空はやっぱり晴れていた。






暖かい陽射しと陽気の中で、別れを知った私は一つ大人になれたのだろうか。









…大好きだったよ。



本当はもう少し、






そばにいて欲しかったけど。






心が破裂するかのような悲しさの中で空を見上げると風の流れが驚くほど穏やかで、






涙の向こうに広がる田舎の風景を、とても愛しく感じた。











――――初めての恋をなくした、14の秋だった。













* 第2章へ続く *