「遥斗は夏樹が食べさせてるから、

夏樹はオレが食べさせる」


そう言ってニッコリ微笑んだ。

…フッ。

思った通りの反応を示した夏樹。

・・・

目を丸くさせたのは一瞬で、

すぐに頬を赤く染め、

微笑んだ夏樹。

「優しいんですね?」

そう言って、また遥斗の口に、

離乳食を食べさせていた。

・・・

「当たり前だ。

夏樹の事を一番愛してるのは

この俺なんだから」

・・・と、

凄い事を、平然とした顔で言うオレ。

・・・

「もう!///

朝から、何言ってるんですか、巧?」

真っ赤な顔をしながら、

遥斗にご飯を食べさせていた。

・・・ホント、

可愛いヤツ。