「ア!ユキナガカエッテキター」 うちに駆け寄ってきたのは、ロボット。 「タダイマ」 うちは、優希菜なのに。普通の人間なはずなのに。 話し方は、本物のロボットのように棒読みで…。 おかしくなったんじゃないかって、怖くなった。 「ユキナ、ニンゲンノセカイ、タノシカッタ?」 人間の世界? じゃあ、ココは…ロボットの世界? 「タノシカッタヨ」 「ソッカ。デモ、モウモドッチャ、ダメダヨ」