そう、莉歩は見に行ったんだ。 たまたま偶然通りかかった、部活をみたのがテニス部だった。 莉歩が、ぼーっと眺めていたら… 莉歩の頭に、テニスボールがあたった。 「痛っ…」 「君、大丈夫か?マジで、ごめんな…名前、何て言うの?」 「だ、大丈夫です!…小林莉歩です…」 「莉歩か。可愛い名前やんな!部活、何部なん?」 「まだ、入ってないんです」 「そうなんや!じゃあ、テニス部に入ってよ」 「はい!ありがとうございます!」 そこで、莉歩たちは別れた。