「…ほぉ。上玉が来ましたなぁ。あっちの子もかなりの美人だぜ」
「君も一緒に遊ぶ~?」
突如現れた光に、残りの2人の男たちが寄っていく。
それを冷たい眼差しで見つめる光。
「ツンツンしちゃってぇ~。君みたいな可愛い子は、笑ってる方が……」
「触んな。クズ」
ボコッ!!
えっ……。
突然、近付いてきた男の1人を思いっきり殴り飛ばした光。
それは明らかに女の子のパワーではなかった。
「な、何だコイツ…!?」
それを間近で見ていたもう1人の男が叫ぶ。
「てめっ…。調子にのりやがって……」
「触んなっつったろ?」
ボコボコッ!!!
「…ぁあっ」
その人もまた、光の強烈な拳とキックで路上に跳ね飛ばされた。
