《~~…校正会へ伝えたいこと、こうして欲しいなど、皆さんのご意見をお待ちしております》



後日、早速放送を通して全校生徒に意見箱の設置について話を広めた。




設置場所は最初に提案した通り、図書室の入口に立てかけておくことにした。



役員たちの予想した通り、毎日数多くの意見書が届いていて、主に確認するのはあたしで、仕事をこなすのもあたしで…。



かなりハードな生活になってしまったけど、悔いはなかった。





だって中には……。




“こういうのを待ってました。ありがとうございます”


“応援してます。頑張ってください”



なんていう温かいメッセージが入っていることもあって。




もちろん、あたしへの嫌がらせみたいなものとか、予想通り、他の部員たちへのラブレターなんかもたくさん入ってる日もあるけど…。






「…“喫煙所をつくってください”って……。そもそも未成年は喫煙禁止だし!」



そんな日々を送る中の、とある日。



いつものように意見箱に投稿された意見書を確認している時だった。