不良校サバイバル~イケメンたちとtrouble days~






プリントをギュッと握りつぶして、急いでドアへ向かう。





ガチャガチャガチャ



だけど、どう頑張っても外側から鍵をかけられていて、中から開けることはできなかった。






「だ、誰か…っ」





ドンドンドン、



強くドアを叩くけど、もちろん誰かが気付いてくれることはなくて。








ザーーー…。




同時に外では、雨が降り始めた。









「梶先輩……、光…、オミ先輩、総也、稟ー…」





校正会役員の名前を無意識のうちに呼んでいた。