「そういえば、結婚がどうとかって話しがあったんじゃないの?」
「あったけど、何で知っているの?」
不思議そうに、首を傾げる。
「彩菜がてっちゃんに聞いたって。
あの子は結婚したがっているけど、勇人くんが許可しないって」
「哲也が?あー、由梨が言ったのか。
迫られはしたけど、別れることしか考えていなかったから」
ずっとそう思っていたんだ。
その気持ちは、本当に嬉しいけど……。
「あたし、付き合えないよっ」
今の話しを聞いていたら、付き合いたいとか言えなかった。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…