そんな時、ふと歩く足が止まった。 待てよ。 こんなドキドキして行って、本当にいるのだろうか。 そんなことを考えてしまった。 彼の気持ちまで疑ってしまった。 それ以上に、まさか待ち合わせ場所に、彼女がいないだろうか。 むしろ、逢うこと自体、知っているのだろうか。 連絡を取ったことだって。 勇人くんが言うとかあるのだろうか。 イヤ、そこまでしないか。 あたしと逢っていることがバレたら、勇人くんの立場が悪くなるから。 今日1番聞きたいのは、彼女のことではあるんだけど。