そんなふわふわした気持ちのまま、土曜日を迎えた。 仕事は、真面目にしたつもりだけど、ミスを何度かしたのは事実だ。 打ち間違いなんてしょっちゅうだった。 それだけ、落ち着きがなかった。 もちろんそれは、当日も変わらない。 時間が迫るにつれて、心臓がドキドキ鳴り出す。 準備にすら、手間取ってしまう。 家を出る時なんて、手が震えてなかなか鍵が閉められなかったほどだ。 歩いて待ち合わせ場所に向かう。 その足取りは、重かった。 近くになるにつれて、心臓が飛び出そうなほど鳴っていた。