席を立ってりゅうじさんに抱きついた。 「恥ずかしいからやめろ」 そんなこと言われても気にしない。 「麻耶ね、りゅうじさんの事大好きすぎて…」 伝えきれないくらいのこの思い。 「なんて言っていいか分かんないけど… 大好きなの!」 「うん。十分伝わってる」 そう言って抱きしめ返してくれた。 水族館の時よりも強く強く。