「………っ!?」 「じゃーな三山ちゃん」 呆然とするあたしに悪魔の笑顔を残して王子は歩いていった ――もちろん隣の部屋に 最悪 最悪だ…… あたしの人生終わった… 遠くで負け犬の遠吠えが聞こえた気がした