陽が器用にボールを指で回すのを見ながら、俺はテーブルに置かれているグラスに手をかけた 「王子なんているわけないのに。すべて作り物だ」 「でも女の子は信じてるよ?白王子くん」 「勝手に信じさせとけばいい。」 カタリとグラスの氷が音を立てた