「……まさか、その息子が娘の彼氏として現れるなんてな」 「………すいません」 俺は頭を下げた 親父と桃果のお父さんに接点があったなんて、運命みたいでロマンチックじゃねぇか? ……って、俺は何考えてるんだか 桃果の影響だ、まったく 「アップルタルトだって、お前のお父さんが作るから買ってたんだ」 「……いつもありがとうございます」 「あいつの息子なら、平気か」 「え?」 さっきとは打って変わって笑顔のお父さんに戸惑う俺