桃果が不安そうに俺を見てる
…こいつは何言ってんだ
「当たり前だ。俺がお前を手放すと思うか?」
「……本当?」
「あぁ」
お前が泣いたって離してやらねぇよ
「よかったぁ。嫌われたかと思った」
「こんなんで嫌いになるほど、お前への俺の気持ちは弱くねぇよ」
「藍斗くん…」
「家に行く日、決めないとな」
俺はニヤリと笑った
桃果のおかげで良いこと思いついちゃったな
お兄さんは味方に付けたし、あの様子じゃお母さんも俺の味方
ということは戦う相手はただ1人
お父さんの支持を得ればいいんだ!!
胸を張れ、張るんだ俺

