「なんだよ、いいじゃないか」


「俺の胸は奥さんが抱きつくためにあるんだよ!」


「おーあの美人の奥さん、元気か」


「おかげさまで。それで?桃果と3人でまたここに住むの?」


「あぁ、もちろん」




お兄ちゃんの問いに、お父さんは満足そうに答えた




「そっか。よかったな、桃果」


「うんっ」


「桃果、最初のほうは寂しいって泣いてたんだから」


「ちょっ、言わないでよ!」




こんな年になって、そんなこと恥ずかしいんだから!!