同じ空間を共有しているはずなのに一緒にいる実感がない







あそことここでは別世界






感情という名の境界線があるかのように








「あ、ここにいたんだ」








次の瞬間、微かな光を誰かが遮った








追いかけるのも





あきらめるのも






自由なんだって






だれかが言ってた―――…