昨日、あたしが帰ると王子はもう家に帰ってきていて 『藍斗くん、あたし…』 『はやく部屋見つけるから』 『え?』 『だから安心しろよ』 謝ろうとしたあたしにそれだけ言って、王子は部屋を出て行った いつもなら続く他愛もない会話もなくて、冷たい空気だけを残してー… わかってた いつかこのときが来ること 王子があたしの部屋を出て行くこと 本当は謝って女の子達に言われたこと、されたことを言うつもりだった